超新星の残骸 N 63 A
2005_06_07
 
 N 63A は,2000年前に,大マジェラン雲の中で,太陽の20倍も重い星が爆発した超新星の残骸である。LMC(大マゼラン雲)は16万光年離れた不規則銀河で,南半球で肉眼で見られる,
 残っている濃い塊りの多くは,自ら圧縮されて,凝集し,新しい星々を形成するかもしれない。その結果できた星のいくつかは,超新星として爆発し,循環を続けると考えられる。
 このイメージはN63Aの中に残されているチリとガスの大きな塊りのひとつで,幅が,25光年を超えている。ハッブルのワイドなフィールド平床式カメラ2で1997年と2000年に得られたデータの色表現である。 カラーフィルターは硫黄(赤で示される),酸素(青で示される)および水素(緑で示される)によって発せられた光をサンプリングするために使用された。
 
Hubble